Chuck Berry - " Memphis Tennessee "
この方、かなりの偏屈者で有名でして、、、
演奏もビジネスととらえており、
バンドというやつを一切持たず、大抵の所へは、自分の車を走らせて、
ギターケース一本抱えて身一つで、しかも演奏間際に登場ってスタイルなんですよ。
打ち合わせも無しに、ぎりぎりまで待たされた初対面のバンドメンバーは、
ドキドキでしょうねー keyなんかも、本番で演奏しながら何となく合わせて行くってな感じです。
なんでこんなスタイルにと考えますと、、やはり人間関係で、人を信じられない様になり、、、
でもこのスタイル、自分はカッコ良いと思いますね。
パット来て、パット帰る。 自分ではロックンローラーと言うより
BLUESマンなんだと、自覚しているんだと感じます。。。
CDみたいに綺麗な演奏だけがライブの目的じゃないですもんね~
Chuck Berry - " Sweet Little Sixteen "
これは~真夏の夜のジャズ~の初日の夜ですかね~
この時、アニタオデイの唄から始まり、
セロニアスモンクやそうそうたるメンバーの演奏があり
そんな中でのチャックベリーです。
いつものように身一つで来場し、ただいつものように演奏し、
ただそれだけのことですが、、、
このそうそうたる、こんな会場で、演奏しているみんな小馬鹿にした笑みを浮かべられ
会場も、なんだこのロックはと言わんばかりの空気で、、、(自分の勝手な憶測かも??)
そこで、しかもスリーコードオンリーで、やり通しちゃった。
そんなあんたは本物のロックンローラー
あの中演奏するか?って感じたが、それと同時に、
ロックンロールって人がとやかくどう言おうが、どう思われようが、
これが自分のスタイルなんだよって、突っ張っているその生き方が観ていて
ほんとに格好いいと感じる訳で、、、
ほんとに好きな事は恥ずかしがる事無く
おれにはスリーコードさえ有ればRock'N'Rollは出来るんだよって
教科書のような映像ですね。
客席の中にはロックンロールに理解ある人の姿も有り、ほんと嬉しいですよね~
(小学生の頃の勝手な感想ですので、実際には間違っていたらすみません。)
Chuck Berry - " Johnny B Goode "
十年以上前になりますが、大阪、京橋にあるIMPでこの方の演奏聴きに行った事有るのですが。
全く客入って居らず、当時ロカビリー氷河期って時代でしたし。
地方からのロカビリー野郎と後は、地元のオールディーズマニアだけって感じでした、、、、
実際に演奏始まると、2回程途中で演奏止め、ごめんごめんちょっと失敗失敗と、、、
読んで聴いていたとおりのチャックベリーらしいやり方で、びっくりでしたが、
とにかく自分にとってはサイコーなひとときでした。
こー言う人どんどん減って、、今では全く出会う事無いですよね~
本当にサイコーなブルーズマンな方です.....
打ち上げでこの方と呑んでみたかったですが、
キースのように顔面殴られていたかもしれませんね~(自分生意気でしたので、)
ただキースは殴り返せなかったって言ってましたが、
自分ロックの想いを込めて殴り返していたでしょうね~
そんな事があったとしたらって想像の話ですが。。。
とにかく今日は Chuck Berry を聴きたいんです。